高市総理の支持率、男性71%女性72%で女性から圧倒的に支持されててワロタwww

🔹1. 「女性の代表＝誰が語るのか」という象徴争い

フェミニズム運動の中には、「女性の代表＝フェミニズムを語る女性」という暗黙の前提があります。
つまり、“女性の政治的成功”が起きた時、それを自分たちの理念の延長に置きたいわけです。

ところが高市総理は、

「自助・努力・能力」を前面に出す保守政治家

クオータ制（女性枠）を否定

フェミニズム的運動とは距離を置く

このため、彼女の登場はフェミニストにとって「自分たちが語るべき女性成功モデルを奪われた」ように映ります。

つまり——

「女性初の総理」という象徴を、フェミニズムが“自分たちの物語の外側”で実現されてしまった。

この“象徴の主導権を失った”ことが、感情的な反発を強めている構造です。

高市氏は、意図的に「私は女性だから選ばれたのではない」「能力で評価された」と繰り返しています。
この言葉は、フェミニズムが掲げる「構造的差別の是正」という理屈を根底から否定するものです。

つまり彼女は、「女性が成功するために女性運動はいらない」と実証してしまう存在。
これは、フェミニズム運動にとって**「自分たちの存在意義を脅かす女性」**です。

結果として、「女性を代表しているのに、女性の側に立っていない」と叩かれる。
実際は、「女性の側に立っていない」というよりも、

「女性を“弱者”として見ない女性」
という、まさに“フェミニズム後（ポストフェミニズム）”の立場に立っているだけなのですが、
この違いを受け入れられない層が、強く拒否反応を示しているのです。

もう1つの要因は、**SNS上の“声の偏り”**です。

メディア・SNSでは、都市部・高学歴・進歩派のフェミニスト層が発信力を持つ。

一方で、地方・保守・現実志向の女性は「声を出さない」傾向が強い。

結果として、ネット空間では「女性に嫌われている総理」のように見えても、
世論調査を取ると「女性支持率が高い」というギャップが生まれます。

つまり、“声の大きい少数派”が空間を支配しているだけで、
実際の社会的分布はもっと静かで現実的です。

まず概念から整理しましょう。

**ポストフェミニズム（post-feminism）**とは：

「女性の平等はすでに原則として達成されているという前提に立ち、
女性は“被害者”ではなく、“自立した個人”として振る舞うべきだ」という思想。

つまり、「女性を優遇せよ」ではなく「女性も競争せよ」。
フェミニズムの理論（構造批判）を通過した上で、“平等の次の段階”を生きる女性です。

これを政治で体現するのが、

“女性であること”を武器にせず、

“実力で勝ち抜いたリーダー”として振る舞う女性政治家たちです。