裁判長「“クソフェミ”という単語は侮辱なので開示しろ」アンフェが大量に開示されてしまう

主文
開示せよ

第３　当裁判所の判断
１　開示対象該当性について(本件ツイート１)
大意　改正後も継続してるから電話番号も対象となる。

２　権利侵害の明白性の有無
(１)　同定可能性について
　大意　
投稿１、２、４、８は引用又は返信
　投稿２、５、６は、氏名掲載
投稿７は先行するツイートが返信

(２)　権利侵害について
　前記(１)の同定可能性を前提とすると、本件各ツイートは、以下のとおり、いすれも原告に対する名誉権の侵害又は社会通念上許される限度を超える侮辱行為といえ、原告の権利を侵害することが明らかであるといえる。

ア　本件ツイート１、２は、原告のことを「男を叩きたいだけのクソフェミ」「フェミニストのバカ女」と表現しており、これらの表現は、いずれも原告が女性の権利の尊重等の思想に基づく活動を行う「フェミニスト」であるとの前提の下で、その言動を批判するにとどまらす、
あえて「クソ」「バカ女」といった表現まで用いて原告を侮辱するものといえるから、社会通念上許される限度を超える侮辱行為であることが明らかといえる。

イ　本件ツイート３は、一般閲覧者の普通の注意と読み方を基準とすれば、原告が著名な女優の性交に関する情報を拡散させた旨の事実を摘示する物であると認められるところ、このような行為は当該女優のプライバシー等を侵害するものとして社会的相当性を欠くものといえるから、
摘示された事実の内容が原告の社会的評価を低下させ、その名誉権を侵害するものであることは明らかであるといえる。
　なお、原告の陳述書別紙によれば、原告は、上記優の氏名等は明らかにせずに抽象的に自らの好きな人物のプライベート情報が流出したとの情報に接した旨をツイートしたことがあるすぎず、当該ツイートをもって、
上記女優の性交に関する情報を拡散させたと評価することはできないから、これをもって本件ツイート３について違法性阻却事由の存在を窺わせる事情があるとは認められず、その他そのような事情を認めるに足りる的確な証拠はない。

以下略