睡眠薬で眠らせた女にイタズラする犯罪があるようだけど途中で起きないの？

今年の５月に報じられた事件では、元武庫川女子大学の事務員の男が、’22年９月から’24年６月の間に、マッチングアプリなどで知り合った当時18～25歳の男性に睡眠薬を混ぜた飲み物を飲ませて、性的暴行を加えるなどしたという。

男は’24年11月12日～’25年１月31日付で大阪地検が不同意性交の罪で起訴している。

９月24日には、岡山県でゲストハウスを経営していた男が、’18年９月から’22年６月にかけ宿泊客など女性10人に睡眠薬入りの酒を飲ませて性的暴行を働いたほか、浴室の脱衣所に設置したカメラで盗撮をしたなどとして準強制性交の罪で、懲役26年の実刑判決（求刑28年）が言い渡された。

窃盗目的で睡眠薬が用いられるケースも少なくない。

◆「検挙率は確実に上がっている」

「今年４月に茨城県鹿嶋市のカラオケ店で、44歳の男性に睡眠薬を入れた飲み物を飲ませて昏睡状態にして、現金15万円とキャッシュカードを奪ったとして20代の女２人が９月に逮捕されています。防犯カメラに犯行が映っており、逮捕に至ったようです」（前出・記者）

今年になって発生した事案だけを見ても、マッチングアプリなどで知り合い、飲み屋やカラオケ店で睡眠薬入りの飲料を飲ませて犯行に及ぶというケースが多いことがわかる。また、犯行が飲食店などの室内で行われており、防犯カメラの映像が決定的証拠となって逮捕に至っている。