女って男より全能力値が劣ってるクセになんで偉そうに生きてるの？？？ 存在自体が迷惑なんだよ！ 4ね

https://news.yahoo.co.jp/articles/71110672a17396004bce24314285058c86404d6d

27歳で“卵巣がん”になった女性が語る、壮絶な闘病　「健康診断オールA、生理不順もなかった私がなぜ…」

子宮の両脇に一つずつあり、妊娠に必要な卵子を作り出す機能を持つ「卵巣」。通常は2、3センチほどの大きさで、女性ホルモンを分泌する働きを持っています。女性にとって大切な臓器ですが、20代、30代の妊娠・子育て期に、この卵巣にがんを患うケースもあります。腫瘍（しゅよう）ができても痛みを伴わないことが多いため、早期発見が難しく、「沈黙の臓器」の異名も持っています。27歳という若さで卵巣がんに罹患（りかん）し、5年の寛解を経て完治となった長藤由理花さん。がんがわかるまでの経緯や治療、心境について話を聞きました

■無症状で見つかったがん。健康診断オールAの私がなぜ？

――長藤さんは、27歳で卵巣がんに罹患されたそうですね。当初、どのように体の異変に気づかれたのですか？

20代の頃の私は、自分は健康だと信じ込んでいて、自分ががんになるなんて考えたこともありませんでした。実際、毎年の健康診断では、婦人科系の検査項目も含め、すべてに何も問題がない「オールA判定」が何年も続いていて、月経周期も乱れることがなく、月経痛や生理不順もまったくなかったんです。普段から食事にも気をつけていましたし、毎年、健康診断の受診券が届くたびに「今年もきっと健康だろう」と信じていました。

ところがある年、旅行を計画している日程と月経が重なりそうになって、月経周期をピルで少しずらせればと、軽い気持ちで婦人科系のクリニックを訪れました。ピルを処方してくれた先生から「卵巣が少し腫れているから、いずれ大きな病院で診てもらったほうがいいかもしれない」と言われました。

■卵巣は破裂寸前の状態。1週間後に手術へ

――それまで、ご自身は全く症状を感じていなかったのですね。

はい。実は、医師に指摘されても危機感が持てなくて、1カ月くらいそのままにしてしまったんです。けれど、年が明けて初詣に参拝していたとき、ふと、年末の先生の言葉が頭によぎって、妙に心に引っ掛かりました。「念のため」と思いながらもクリニックから紹介状を出してもらい、大学病院を訪れました
大学病院では、1日がかりでさまざまな検査を受けました。そのときも「ずいぶん大げさだなぁ」とのん気にかまえていたのですが、結果、「卵巣がんの可能性が高い」という診断結果で……。その瞬間まで、自分の健康を疑っていなかったので、ただただ驚いたのを覚えています。

――診断を受けた後、どのように行動されましたか？

がんが発覚したときは、夫と付き合い始めて2週間ほどのタイミングでした。互いの年齢的にも将来を見据えた付き合いだったのですが、先がわからない状況になってしまった以上、早めにお別れしたほういいだろうという思いが真っ先にうかびました。彼を巻き込むことはできないと、その日に別れを切り出したんです。

ところが、彼は第一声、「今でよかった。一緒にいてあげられる」と言ってくれました。まさかそのようなポジティブな言葉が返ってくるとは思ってもいなくて、「なんとか頑張らなきゃ」と張り詰めていた気持ちが緩んで、救われた気持ちでした。

同時に、副作用が強い薬を使うため通院の治療は難しいと言われ、職場に事情を伝えると、すぐに理解を示してくれ、ありがたいことに「休職」扱いにしてもらい、治療に専念できる状態になりました。一刻も早く手術したほうがよかったため、診断から1週間後、卵巣摘出手術を受けることになりました。術後の状態によって治療期間が変わるため、会社に戻れるかどうかもわからない状態でしたが、それでも待ってくれた会社には本当に感謝しています。

――手術はどのように進みましたか？

病院で改めて検査をした結果、通常は2、3センチほどの大きさの卵巣が、15センチほどに腫れていることがわかりました。卵巣がんは破裂するまでは無症状ですが、破裂してしまうと、気を失うほどの激痛を伴い、他の臓器に転移する危険性が高まると言われています。私の場合は、まだ破裂していなかったのが幸いでした。

■手術後に待ち受けていたのは壮絶な抗がん剤治療

――卵巣の摘出手術後のご体調は、いかがでしたか？