30代男性「全席指定時期ののぞみに指定券なしで乗ってるなら不正乗車だろ！私はJRに嘘をつかれた」

「指定券ないなら不正乗車だろ！」新幹線のぞみの「立席ルール」知らず赤っ恥。「全席指定」今年もスタート【専門家解説】

いよいよ今週末からお盆休みに突入、という方も多かろう。帰省の足となる鉄道や飛行機の座席確保はお済みだろうか。

2025年もJR東海道・山陽両新幹線では、新幹線のぞみ号を期間限定で全席指定に切り替えることをかねてよりアナウンス。今年の該当期間は8月8日～8月17日となっている（ほか、GWや年末年始にも実施）。

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、この件についてこう話す。

「JR西日本は昨年のお盆期間の新幹線の予約状況を前年比123％と報告（2024年7月25日時点）し、早めの予約を呼びかけていました。

混雑する道中を少しでも快適に過ごすためには指定席を確保しておくことが最も取り組みやすい対策ですよね。ですが、座席確保以外にも快適な旅には周囲への配慮が大変重要です」

今回取材に応じてくれたのは、ある30代の男性・Aさん。昨年お盆の「全席指定」時期にのぞみを利用した際、「立席ルール」を知らずに恥をかいたと話す自営業者だ。

「日頃は車移動が多いAさんは、昨年のお盆にのぞみに乗車中、電話しようと席を立った際、デッキでレジャーシートを敷いて弁当を食べる家族を見かけました。

夫婦と思しき男女は立って、小さな子ども3人と高齢者1人は畳んだレジャーシートに座って、6人一斉に弁当を食べていたそうです」

デッキにはその6人連れ以外にも複数人の乗客が立っており、混雑した状態だったという。そこは電話しづらい状況になっていただけでなく、家族連れを避けようとした乗客たちがトイレの前に追いやられ、トイレの使用や通行の妨げとなっていた。

平塚氏は…

「Aさんは、のぞみが全席指定だったため、『デッキに立っているなんて不正乗車だろ』と思い、憤りを覚えました。

そして通路を塞いでいる家族連れに対し、つい『今の時期ののぞみは全席指定ですよ。あなた方、指定席のチケット持ってないんじゃないですか?こんな所にいていいんですか?』と意見したそうです」

そんなAさんにすかさず、「は?自由席特急券を持っていれば乗れるんですけど。全席指定ののぞみ号のデッキに立って乗車することは、公式も認めているんですよ」と教えたのは、レジャーシートの家族ではなく、デッキに立っていた別の若い男性客だった。

平塚氏は、全席指定のぞみ号の普通車では、確かに「デッキでの立席が可能」だと言う。

東海道・山陽新幹線では、年3回ある『のぞみ全席指定対象期間』の意義・目的を『長時間に及ぶホームの混雑を緩和し、ご着席のうえ快適にご旅行いただける』ためのものであると説明。この時期は『自由席特急券』でのぞみの座席を確保することはできない。

一方で、公式にはこのような表記もある。

『自由席特急券で「のぞみ」にご乗車の場合は、普通車のデッキ等を立席でご利用いただくことができます。ただし、混雑等により、ご希望の列車にご乗車になれない場合がございます』

平塚氏はこう続ける。

「お子さん連れの方などは、無理なく過ごせるよう、指定席の予約を検討しても良いのではないでしょうか。また、デッキでの過ごし方にも周囲への配慮が必要です」

Aさんはこう述べた。

「私が無知だったので言いがかりみたいになりましたが、権利があるとはいえ、程度問題じゃないでしょうか。デッキって、そもそも飯食う場所じゃないですよね。

それから、去年は帰りにも座席のことでトラブルがありました。混むのは同じですが、私はやはり車の方が気楽です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7d18a305d9f131f0fe3de78cc4fba3f3a643fb5

言いがかり「みたい」ってなんだよ
言いがかりそのものだろ
醜い負け惜しみの敗走の弁