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「当たり前の日常に少しだけ近づけた…」3年ぶりの“歩行者天国” 　名古屋・栄

コロナ禍前の日常は近いのでしょうか。名古屋・栄で3年ぶりの「歩行者天国」です。

（記者）
「名古屋・栄の大津通りです。10月2日、車の通行が規制されて、3年ぶりとなる歩行者天国が実施されています」

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2日正午過ぎ、名古屋市中区の栄交差点から矢場町北交差点までの、大津通りおよそ700メートルが、歩行者天国になりました。

2019年の秋以来、3年ぶりに出現した歩行者天国に…

（街の人）
「広々としたところを歩くのは気分がいい」
「並木ってこんなに並んでたっけ」

普段は多くの車で混雑しますが。2日は子どもたちもおおはしゃぎ…

（街の人）
「子供が楽しそうにしてるからありがたい。歩行者天国にしてくれたほうが来やすい」

この歩行者天国はそもそも1970年にスタート。当初はおよそ45万人もの人が集まったといいますが、交通量の増加などが原因で1984年には中止に。

しかし、名古屋駅方面のにぎわいに、栄が押されがちだった2011年の9月。活性化への期待も背負って27年ぶりに復活したのです。

毎年、春と秋にはさまざまなイベントが行われてきましたが、そこに新型コロナの感染拡大です…2019年の秋が最後の“ホコ天”となっていました。

感染拡大する中での「三密」は当然避けるべき。ところが、第7波のピークがすぎ、各地のイベントの開催の状況も見て、南大津通商店街は9月初旬に今回の開催を決定しました。

（南大津通歩行者天国運営委員会 藤井一彦会長）
「やっとコロナの前の当たり前の日常に少しだけ近づいたかな。歩行者天国で普段とは違う街歩きを楽しんでもらえればいいかな」

この「秋の南大津通歩行者天国」は、11月13日までのいずれも日曜日に、あわせて4回行われる予定だということです。