女性の飛び降りを制止、親子に感謝状 岐阜

　自殺しようとした女性を制止し、保護した岐阜県羽島市の会社員多喜克徳さん（５６）と、長男の大学生健人さん（２０）に岐阜羽島署は、署長感謝状を贈った。

　署によると、２月２２日夜、多喜さん親子は同市内の自宅マンションの１０階踊り場から飛び降り自殺を図ろうとしていた神戸市の女性（４１）を発見。克徳さんは塀に足を掛けていた女性を抱きかかえて、飛び降りを制止し、健人さんは１１０番通報して警察官を呼んだ。

　克徳さんの妻（５８）が外出から帰宅した際、マンションの廊下に見慣れない女性がいるのを不審に思い、自宅にいた克徳さんと健人さんに知らせた。克徳さんは女性に声を掛けた後、様子がおかしかったので行動に注意していた。

　克徳さんは「飛び降りる寸前だったので、とっさに抱きかかえた。女性をエレベーターで１階に下ろし、警察官が来るまで、話をしてなだめた」と振り返り、「命を救えたことは良かった」と話した。

　林竜一署長は「不審に感じた人へ声を掛けるなど、なかなかできない行為。素晴らしい行動に感謝します」とたたえた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210324-00055137-gifuweb-l21

親子「あかんか…一緒やで…」

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