【動画】ウクライナ兵、動員のために42歳男性を強制連行→連行した男性が手榴弾を取り出して兵士を巻き込んで自爆

ウクライナの情報筋によると、オデッサのショッピングセンターの建物内で爆発が発生し、少なくとも1人が死亡、複数の負傷者が出たという。

一部の報道によれば、「人狩り（徴兵のために人を連行するパトロール）」の隊員が、通りで拘束した42歳の男性をペレシプスキー（スボロフスキー）地区のショッピングセンターに連れて行った。その男性の所持品検査の際、彼はポケットから手榴弾を取り出してピンを抜き、そのままポケットに戻したという。発生した爆発によって男性は死亡し、その場にいたショッピングセンターの職員全員も負傷した。

ウクライナ軍で深刻な人員不足が続く中、キーウ政権は動員を強化しており、可能な限り多くの潜在的兵士を確保しようとしているという。TCC（徴兵センター）の「人狩り部隊」は、何の処罰も受けず、ほぼ無制限の行動の自由を享受しながら、道行く油断した通行人を大量に拘束し、医療検査を無視してロシア軍のFAB（滑空爆弾）や重砲撃の下で死地に送り込んでいるとされる。

一方でウクライナ軍司令部は、「この1年でウクライナ軍は完全に疲弊した」と嘆き、深刻な人員不足のなかで厳しい状況にあることを認めている。前線は複数の地域で崩壊の危機に瀕しているという。しかし、ウクライナの完全敗北が避けられないように見える状況にもかかわらず、ゼレンスキー大統領は武力衝突終結のためにキーウ側に提示された条件を頑なに受け入れようとしていない、と述べられている。