いただき女子 りりちゃん、うんこだった💩

私は　サギ師　女　26さい。私は極悪人だから去年、ブタ箱にぶちこまれちゃったんだ。私は自分のこと　ずっと✨
魔法少女✨だって信じて生きてきたのに　実体は　うんこ　だった。この悲しみは一体誰に分かってもらえるんだろう。

私は　うんこ　だから　被害者の方々に　おでこ床にこすりつけながら　お金（マネー）を返金しなきゃいけなくなった。被害総額は1億円以上。うんこは　その金、全部　ホストに貢いじゃったから、金がないんだ。（ノーマネー）（うんこはタイホ当時　全財産が1万円と数百円。わんちゃんポーチに入ってたんだよ。）うんこがノーマネーで困り果てていたら、弁護士先生（でかい）に「うんこさんの自伝本を売って、その売上を被害者の方々に渡そう！」と5月くらいに提案してもらったよ。でも、うんこは（この世の誰がうんこの自伝を読みたいの…!?）と自伝本に対して非感的だった。だからうんこはずっと自伝本制作に取り組まなかったんだ。

やっと自伝本に取り組み始めたのは、6月に入ってから。やる気がムキムキになってきて、原稿用紙も買って「かかってこい…!」と意気ごんだ。でも、いざ書き始めて3ページあたりにさしかかると（うんこが書いた文章なんて…!!）と自分の書いた文章にメンヘラおこしちゃって、いつも下書きの紙をビリビリに破いて台無しにしちゃったんだ。（資原ごめん）

この「書く」→「メンヘラおこす」→「紙をビリビリにする」というルーティンが約1ヵ月も続いちゃって、ついに　うんこは　自分自身の文章能力の無さ　に　ボロボロにノックアウトされちまった。（立て！立って自伝を書くんだジョー！と聞こえてきた）うんこは　もうムリ。と諦めようとした。でも、そんな時、7月24日。しんやさん（証言台に立ってくれた）が面会で会いにきてくれた。しんやさんはうんこのパパ。うんこはうれしくなっちゃって、つい「7月中に自伝本書ききるね…!」と　しんやさんに宣言してしまった。
うんこはその日から本気（まぢ）になって自伝本と向き合った。。”うんこは何を書きたいの… うんこは何を書くしたいの…”　自分に問いかけ続けた。
それでも思い通りに文章は書けなくって、何を書きたいのかも分かんなくって、どんどん7月のオワリがせまってきた。7月が残り3日の日の夜。やっと5枚（2000文字くらい）書けたその文章も破り捨てちゃって、うんこは究極の闇（ダーク）ゾーンに入ってしまった。

「なんで私こんな追いこまれなきゃいけないの　なんでこんな苦しい思いしなきゃいけないの　てゆーか　なんで犯罪者になって閉じ込められてんの意味わかんない　なんでなの誰も助けてくれなかったくせに大人はクソ世界がクソ世界がキライ世界が4ね世界の敗北に私がいるよ
まいがんばったじゃん　まい全部がんばったよね　生きたくて、もがいて、ただ普通に生きたかったんだよ　まい、どっからまちがってたの　誰か教えてよ」

そうやって、紙にこの世への悪意を書き殴ってたらわかった。まいは　なんで自分がこんな犯罪者になっちゃったのか、自分が知りたがってることがわかった。まいは「自分mが犯罪者になった理由」を深すために、この自伝本を完成させればいいとわかった。「自分のための本」にしたら良いんだって思った。今まで（どうやって書いたらみんなが読んでよかったって思えるだろう）と考えてた。だから全然うまく書けなくて、わかんなくなっちゃってダメなんだって、わかった。

まいはホスト狂いでサギ師だけど、男より金よりプリキュアがすき。
魔法少女がすきだった（一番はくりぃみーマミ）。まいは生まれてから、アトピーでぐちゃぐちゃでキモかったけど、ここまで死なずに人生を歩んできた。苦しいことばっかだった。でも心が輝いちゃうくらい楽しいこともあった。歌舞伎町がまいを救ってくれたんだよね？全部全部書けばいいんだってわかった。だから、かくから。かくね

また　世界　わかった　よ

（令和6年8月1日）