払戻金3億6千万円超か…オートレースで大金を得るも確定申告せず 51歳男性を脱税の疑いで告発

名古屋国税局は、岐阜市に住む51歳の男性を脱税の疑いで名古屋地検に告発したと発表しました。

男性は2023年、公営競技オートレースの「モトロトBIG」で3億6000万円以上の払い戻しを受けたとみられ、このうち必要なおよそ1億8200万円の確定申告をしなかったということです。

国税局は競馬や競輪などの公営競技について、年間の払い戻し金が投票した金額を50万円以上上回るなどしたときに確定申告を求めています。

公営競技のバイクレースで払戻金数億円を得ていたにもかかわらず、確定申告書を提出せず、約7700万円を脱税したとして、岐阜市に住む、51歳の男性が告発されました。

所得税法違反の疑いで告発されたのは、岐阜市に住む、無職の男性（51）です。

名古屋国税局によりますと、男性は公営競技である「オートレース」で、数億円の払戻金を得ていたにもかかわらず、確定申告書を提出せず、おととし1年間の所得約1億8200万円を隠し、所得税約7700万円を脱税した疑いがもたれています。

「オートレース」の「モトロトBIG」の払戻金は最高6億円で、男性は3億6000万円以上を得ていたとみられています。